シカゴ・カブスはナ・リーグのワイルドカードシリーズでサンディエゴ・パドレスに2連敗し、2026年シーズンを終えた。今永昇太はシリーズの登録メンバーに入ったものの、登板機会はなかった。1年契約を終えた今永に加え、鈴木誠也も5年契約の最終年を迎えており、カブスの日本人選手2人の去就が今オフの注目点となる。

ワイルドカードシリーズは登板なし

カブスはワイルドカードシリーズでパドレスと対戦したが、2試合で計1得点に終わり、連敗で敗退した。

今永は26人のシリーズ登録メンバーに含まれていた。レギュラーシーズンでは11勝10敗、防御率3.77、自己最多の174回1/3を投げたものの、短期決戦では登板しないままシーズンを終えた。

2026年はクオリファイング・オファーによる1年契約

今永の2026年契約は、当初のカブスとの契約に含まれていた単年オプションではない。

2025年シーズン終了後、カブスは2026年から2028年までの3年間を保証する球団オプションを行使せず、今永側も2026年の選手オプションを選択しなかった。その後、カブスが提示した1年2,202万5,000ドルのクオリファイング・オファーを今永が受諾し、2026年の残留が決まった。

この1年契約は2026年シーズン限りで終了する。MLB.comも今永を今オフのフリーエージェント候補として挙げており、カブスと再契約しなければ、FA市場へ進む見通しとなる。

鈴木誠也も5年契約の最終年

鈴木誠也は2022年にカブスと5年総額8,500万ドルで契約した。契約期間は2026年までで、今永と同じオフに契約の節目を迎える。

このため、2027年も両選手がそろってカブスでプレーするとは限らない。ただし、現時点で今永または鈴木の退団が決まった事実はなく、「日本人コンビ解体」を既定路線として扱うことはできない。

カブスが判断する今永の価値

今永はメジャー1年目の2024年に15勝3敗、防御率2.91を記録し、オールスターにも選出された。2025年は左ハムストリングの故障による離脱を経験したが、2026年は自己最多の投球回を記録している。

カブスが今永を評価する際には、過去3年間の実績だけでなく、年齢、投球回、先発ローテーションの構成、契約年数と金額が判断材料になるとみられる。

今永が引き続きカブスで投げるのか、新たな球団を選ぶのか。鈴木の契約交渉とあわせ、カブスのオフシーズンの編成方針が注目される。

出典

MLB.com「Seiya Suzuki signs 5-year deal with Cubs」
https://www.mlb.com/cubs/news/seiya-suzuki-signs-5-year-deal-with-cubs

スポニチ Sponichi Annex「カブス・今永昇太はPS出番なく終戦…1年契約終了で去就は?鈴木誠也と『日本人コンビ』解体も」
Googleニュース掲載ページ

MLB.com「Padres make quick work of Cubs to sweep Wild Card Series」
https://www.mlb.com/news/padres-win-nl-wild-card-series-2026

MLB.com「Cubs 2026 NL Wild Card Series roster」
https://www.mlb.com/amp/news/cubs-2026-nl-wild-card-series-roster.html

MLB.com「Shota Imanaga returns to Cubs after accepting qualifying offer」
https://www.mlb.com/cubs/news/shota-imanaga-returns-to-cubs-after-accepting-qualifying-offer

MLB.com「Free agents who could boost stock in 2026 postseason」
https://www.mlb.com/news/free-agents-who-could-boost-stock-in-2026-postseason